2000年に「信州高遠の四季展」の第1回の公募があり、応募してみました。
同じ団地の方にわざわざ車を出していただき、遠路長野県までの旅行となりました。
その方のアドバイスで「スライドならその場の光を持ってかえれるよ」と言われ、カメラを持参し帰ってから白布にスライドを写しながら描いたものです。 
投影する部屋は暗くし、もう一方の描く方の部屋は明るくしないといけないので大変でした。

スライドだとその場にいる雰囲気が感じられ、20号の作品に出来ました。
洋画は700点近い応募がありました(他の公募展と比べてもかなり多い 大賞の賞金が200万円だったため?)が、幸い奨励賞をいただくことが出来、私にとって記念的な作品となりました。雲の輪郭をぼやかすためにティッシュペーパーを使ったのを覚えています。

高遠は私が現在住んでいる町と同じようなひなびたところなのですが、どっこい日本アルプスが遠望できるところに他とはまったく異なる風情があります。写真家のメッカとしても有名ですね。