1950年代の長さ10cmほどの動物バスを描いてみました。F2のスケッチブックにすべきでしたが、途中で気が付きました。このポストカード紙は目が荒く、細かい描写には不向きでした。下は制作風景。

対象をよく観察し、骨格を捉えていきます。
動物のキャラクターたちはこれから描き入れていきます。ちょっと大変です。
天井のうさぎと側面のうさぎをまず入れてみました。
動物さんたち12体描きこみが終了。にぎやかなバスです。
天井の”Animal Bas”の文字を描きこんで下書きは終了。いよいよ彩色に入ります。Newtonのビジュボックスを主に使いました。
天井から彩色をスタート。一部光の反射が見える部分にはマスキングを施しました。
側面と窓のまわりを塗っていきます。いずれも2~3回重ね塗りをしています。
タイヤ、フロントのグリル辺りを塗ります。ブリキの感じが出ればいいのですが…。
下の部分の影を入れます。
動物たちを描きこみ、また全体を見渡して濃い線の部分を入れていきます。絵が引き締まります。完成。この作品はONLINE SHOPで販売もしております。

ブリキのおもちゃはどうしても細密な描写が不可欠ですし、また色がカラフルですので、風景を描くのとはかなり異なりますね。このブリキのバスのようにアトムなどのアニメのキャラクターが登場する前は、動物たちが万国共通のキャラクターでした。