今日は筆の種類についてです。
私が愛用しているの筆を紹介します。よく使うのは英国Winsor&Newton社製のシリーズ7と呼ばれるコリンスキー筆。同じくコリンスキー筆のRaphael(ラファエル)です。こちらはフランス製。しっぽの赤いのがラファエルです。

丸筆と呼ばれる筆は水含みの際形が崩れず、ほどよい弾力をもちます。広い部分を塗るときも細い線を引くときも思い通りに応えてくれます。化繊の筆を用いる方も多いですが、私自身はこのコリンスキー丸筆を推奨します。
この種のもので国内ではピカビアと呼ばれる筆があります。ニュートンには及びませんが、近い感じで何よりも安価なのがよいと思います。長さはちょうどよい感じです。
これらの筆は野外スケッチのときなどもう少し短いのが欲しいなと思うときもありますよね。その場合は短めなもの(組立式など)もアマゾンなどにありますので、検討してみてもよいでしょう。最近収納式の筆のセットを買いましたので、後日記事にしてみます。
広い空を特にグラデーションで塗る際に必要なのが刷毛です。私は名村製の刷毛をサイズ10・20・30と3種類揃えています。刷毛は毛が抜けやすいので、使用の際は指で不要な毛を除いてください。(画面に毛が残ってしまい取るのが大変)
他にマスキングの際、マスキング液(ゴム液)を塗る面相筆もあります。これは小さな丸皿に石鹸の小片を入れ、それを水で溶きながら面相筆にたっぷり含ませマスキング液をつけます。そうしないとすぐに筆が固化してしまいます。

上からピカビア筆、ニュートンのseries14Bと呼ばれる平筆、広い面を塗る際の名村製刷毛、面相筆
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